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2009年12月 1日 (火)

FR-64fxが返ってきました。

 先ほどイケダ・サウンド・ラボラトリーズから、修理を終え返却されてきました。まだフタを開けただけで、アームを手にするまでの開梱はしていません。中には丁寧に送金用の現金書留用封筒と、交換した部品が入っていました。
 内部の配線材の細い事と言ったら、こんなに細い必要があるのかと思えるくらい細いです。LENCOのアームや、他の補修用に持っている内部配線用のワイヤーに比べても、相当細いです。それでも低重心のしっかりした音を紡ぎ出すのですから、何が音の要素なのか、素人の私には見当も付きませんけど。

 インサイドフォースキャンセラーを取り付けるかどうか、今、迷っています。

********************** 追 記 **********************

 そう言えば、池田氏と電話で話したときの言葉を思い出しました。それはFR時代の話です。

 当時、各アームメーカーが他社との性能の比較として取り上げたのが、初動感度でした。どのくらいの力を加えるとアームが動き出すか、と言う数値です。私も覚えていますが、当時その値は小さければ小さいほど良しとされていました。初動感度10mg以下ですと、超優秀なアームと言われたと記憶しています。池田氏は、初動感度は一定以上敏感であれば必要以上に敏感にしなくても良いというお考えであったようです。感度を追求するあまり、音を良くするために必要な剛性が失われていったと仰っていました。当時その風潮に反発したそうですが、結局は、販売戦略として妥協せざるを得なかったのでしょう。それでもFRのアームは他社と比べても、はるかに剛性面では勝っているようですが。
 音を犠牲にせず、剛性を落とさず初動感度を上げる手法として、内部配線材を極力細くする事が、一つの策としてとられたそうです。これが前述の配線材の細さと言う事なのでしょうね。もちろんその手法にも否定的意見を出したそうですが、販売戦略として初動感度の数値を向上させるためには、細い線材の使用も仕方がなかったようです。

 又、今回交換した部品(カートリッジとの接点、フォノケーブルとの接点)を見ると、オリジナルが金メッキだったのに対し、交換後の物は普通の銀色をしています。と言う事は、ロジウムメッキか何かなのでしょうか? 池田氏も電話で、「必ず音が良くなるから聞き比べて欲しい」と仰っていた。前述のFR当時の話と併せて考えると、接点もグレードアップしている様ですし、内部配線材も当然変更されている可能性が有りますね。これも確認したいですが、池田氏に問うのも気が引けますので、これはそのままにしておこうかな?(笑)

 以上、追記です。

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コメント

インサイドフォース

んな余分なもん着けるなー
って池田さん言ってたんでないの?

投稿: mamo | 2009年12月 2日 (水) 19時18分

mamboさん今晩は。
そうなんですよ。
付いていた物を取っていいのかも考えちゃうし。
でも、無くても良い物なら無い方がよいけれど、インサイドフォースキャンセラーの効果も分かっているので、どうしたものか。
取り敢えずは無しの状態で使ってみて、内側の方で音に不具合がなければそのままいっちゃいますねー!

投稿: 音爺 | 2009年12月 2日 (水) 20時08分

FR の修理無事に済んで良かったですね。

僕もだいぶ以前お伺いしたとき接点はロジウムで内部配線はシルバーを使用するとのことでした。

インサイド・フォースキャンセラーはどうなんでしょうかね。
僕の場合重針圧カートリッジが多いからあまり効果があるのかわかりません。

投稿: akakura52 | 2009年12月 7日 (月) 13時25分

akakura52さん、こんにちは。

アームも戻り、無事に修理完了ですが、オーディオシステムの設置を組み替え中なので、音が出せないんですよ。(×_×)
お正月くらいまでには聴けるように直したいところです。

今は高級品はロジウムメッキが当たり前になっていますが、銀線ってのはどうなんでしょうね?
キラキラと色付けされて、とか言う方もいるし。
でも極細線&極小電圧のアーム内部なら、物理的に内部抵抗の最小の銀線が適していると思われますが。
でもねー、ジャズが細くなったら嫌だなーとか想像したりしています。
多分、分からないとは思いますけどね。(爆)

投稿: 音爺 | 2009年12月 7日 (月) 17時05分

FR64fxが復活して良かったですね。
音はどのように変化しましたか?

インサイドフォースキャンセラーは考え出すと訳が解りませんが、取り合えず私は使っています。

あといつも思うのですが色々なサイトでインサイドフォースは話題になってもアウトサイドフォースの話題が少ない事に違和感が有ります。

投稿: FD | 2009年12月 8日 (火) 08時58分

FDさん、こんばんは。

実はーーーーーーーーー、まだ聞いていないのです。(^_^;
インサイドフォースキャンセラーは、不具合が出ない限りは使わない方向で行きます。
アウトサイドフォースって?
ラテラルバランスの狂いでアームが外に流れる力でしょうか?
以前使っていたCS-5000もラテラルバランサー非装備でしたし、このFR-64fxはS字ですがCS-5000同様にラテラル方向の流れは見られませんです。
ダイナミックバランスタイプって、そうなんですかね?
ストレートとかJ字タイプはラテラル方向には強いって聞いていますが。
ま、いずれにしろラテラルバランサー自体、装備されていないので、考えようがないですけど。
(ターンテーブル(プリンス)自体、インシュレーターはリジッドなスパイクに換えちゃってありますので、水平の取り直しなんてできないし・・・)

アームが返ってくるのは春頃かなと思い、ラック周りを整理中で、年内、下手するとそれこそ春頃まで音出しができないかも知れないんですよ。
又始まっちゃいました、組み上がると直ぐにばらしてイジリ始める病が。

だからオイラはオーディオマニアではなく、イジリマニアなんですよ。(笑)
音楽自体は仕事場で、来客のいないときは四六時中聞いていられるので、音楽に枯渇するって事が無いのも、のんびりしていられる理由かも知れませんが。
だって今使っているフォステクスの筐体の厚さ3cmのスピーカー、そこらのJBLより高反応な音なんだもの!
(低域は出ませんがね・・・(^_^;)

投稿: 音爺 | 2009年12月 8日 (火) 20時18分

FR-64fxはFR-64を黒くしただけで各寸法は同じでしょうか?
唐突な質問ですいません。

投稿: FD | 2012年2月 8日 (水) 20時06分

FDさん、こんばんは。
両者の違いですか・・・
調べたのが大分前なので、結構あやふやな記憶なのですが・・・
たしか各部の肉厚・材質(アルミの種類の変更等)を変化させる事により、初号機よりもさらに共振を少なく且つ剛性をあげるという見直しを行ったのが、fxだったと思います。
もちろんその中には、塗装によるダンプ効果・重量バランスの変化も入って居ます。
どこかで読んだのか、池田氏との電話の中で聞いたのかは忘れましたが。
この程度で済みません。

投稿: 音爺@管理人 | 2012年2月 8日 (水) 23時08分

丁寧に答えていただき有難うございます。

投稿: FD | 2012年2月10日 (金) 19時09分

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