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2009年8月28日 (金)

Oil or Grease

 先日GREYにて分けていただいた、トーレンス用のオイルですが、メインベアリングシャフト(スピンドルシャフト)に使ってみました。CRCで洗浄し、洗剤で油分を落とし、良く乾燥させてから注油、組み込みをしてみました。

 組んだ当初からちょっと気になっていたのですが、ベアリングが回り始めるときに一瞬、金属同士がこすれる感触があるのです!(×_×) よく観察すると、一度回り始めてしまえばそんな事はない様で、静止時に油膜が切れてしまうのかもしれません。

 私はこの手の作業は経験がないので不慣れな事は否定しません。そこでなんとかしようとシャフトを眺めていましたら、ベアリングのはまるところ(シャフト末端、底部)にオイル溜まりの様な凹加工がなされていました。それではと、シャフトを逆さまにし、オイルをたっぷりと溜めたところにベアリングを落とし、そのまま(シャフトが逆さまのまま)ハウジングに収めてみました。
 その後シャフト抜け防止のねじ穴からオイルを追加し、抜け防止のネジを締めて戻したところ、今のところは気になるような感触は起きていません。

 しかし構造上、ここの部分はオイルでななくグリスを使うべき所ではないかと思われます。オイルが経年劣化でグリス状になったんじゃないかと思われたのですが、やはりここは元からグリスっぽいですね。と言う事で、二硫化モリブデンのグリスを調達しました。モリブデンは樹脂を侵すと言われていますが、LENCOのメインベアリングシャフトは、底部のベアリング受けも金属なので大丈夫でしょう。

 それと気になったのが、スピンドルシャフトの空転数。これは軽く回ればいいってワケじゃないようなのです。適度な粘度を持っていた方が振動バランスの上で効果的らしいです。アイドラーが軽々と回るよりも、多少の負荷をかけながら回った方が、回転数の安定と振動の面でベターだそうで。そう言う意味でも、オリジナルがオイルなのかグリスなのかって言うのは重要らしいです。と言って、私がそんなに気にしているわけでもないのですけどね・・・σ(^◇^;) ベルトドライブの場合はどうなんでしょうね?

LENCO L75 L76 L78 B55 B550

<追記>

 L75用とB55用を比較してみましたが、L75はオイルでも大丈夫なようです。L75のメインベアリングハウジングはグリスの痕跡が全くありませんでした。B55は金属板でベアリングを受けていますが、L75は金属のフタが付いてはいますが、受けているのは樹脂板の様です。 
やはり時代によって材質・仕様が違うようです。

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コメント

お早う御座います。
オイルかグリスかなんてDDやベルトを使用していたときは気にもしませんでした。
ただ、ガラード301もグリスタイプの方がなんで高いんだろうなと思っていました。

プレストはレコカットと異なりグリスですがその理由もメカニズムの精度がそれ程高くなくガタツキを調整する為だそうです。
その割にはスピンドル・ウェルにシャフトを挿入する時は結構大変なんですが・・

とにかくこの手のターンテーブルを使い始めるといろいろ調べもものしたりして楽しみが増えました。

投稿: akakura52 | 2009年8月29日 (土) 08時25分

追記を追加

投稿: 音爺 | 2009年8月29日 (土) 11時00分

akakura52さん、こんばんは。
ほんと、ノー・メンテナンスの製品が懐かしいです。(ってほどのもんでも無いですけどね(^_^;)
メンテナンスと言っても2~3年に一度注油する程度なので、わずらわしいうちに入らないでしょうけど。(笑)

グリス仕様のスピンドルにオイルを使うと、音が軽くなるという話をwebで見かけます。
あくまでも伝聞情報だし、今後も自分で検証する事はないと思いますが、粘度により振動のダンピングが変わるであろう事は容易に想像できます。
が、たぶん聞き耳立ててようやく分かる程度の事を、マニアは大袈裟に言っている可能性が大きいと思いますが。(音が変わる事を否定している訳では無く、その程度の変化ではないのかな?、と言う事です)
もちろん物理的にグリスでなければ駄目(オイルでは剪断してしまう可能性がある)な部品・材質の場合もあるでしょうね。

ま、楽しみな事は楽しみです!
又モーター音は、暗騒音の多い一般家庭では殆ど気にならないレベルです。

投稿: 音爺 | 2009年8月29日 (土) 18時31分

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