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2007年12月12日 (水)

菊地成孔氏とイーストコースト

 アクセス解析を見ていたら、イーストコーストで検索されている方がいたので、ちょっと話題を。

naruyoshi kikuchi   INTERNET TROISIEME

中ほどよりちょっと下のエントリー「オフでい Dec-12-2007」 に、イーストコーストの記述有り。

 先に申し上げますが、私は菊地氏とは縁もゆかりも実際にお会いしたこともありません、多分。ひょっとしたらすれ違ったり同じ空間にいたことはあるかも知れませんが・・・・・

 彼が、私が行きつけだった銚子で最後のジャズ喫茶、 「EAST COAST(イースト コースト)」 の、お客の一人だったと言うだけです。

Front

 なのに、何故ここに敢えてそのことを書くかと言いますと、かのジャズ喫茶を覚えていてくれた方がいたと言うのが、非常に嬉しかったからです。だから別に菊地氏じゃなくても良かった。誰でも良かった。覚えてくれていたのが嬉しかっただけだが、こうしてブログに書き記したくなってしまった。

Master

 青春の、そして人生の中で、そのジャズ喫茶イーストコーストとの付き合いは、まさに開店時から25年に及んだ。一週間のうち6日間、定休日以外は連日連夜、11時過ぎの閉店時までジャズ浸りという時期もあった。高校生でありながら、連日、小遣いが続く限り通った事も(^◇^; 時には一ヶ月に一度も行かなった時期もあった。でも、私の人生にジャズを刷り込んだのは、紛れもなくこの喫茶店であり、そのマスターであった。

Tennai

 最初はジャズもBGMから始まったが、そんな私に「マジメに演奏者と向かい合っていないなら、歌謡曲でも聞いていた方がいいよ」と、お客の私に向かって言い放ったときもあった(^_^; 心の中では「何をこのおやじは言ってやがって、俺は客だぞ」と。思いながらも、何故かその晩は閉店が23時の所を、延々と深夜2時近くまでジャズ講釈を聞かされてしまった(笑)

 まー、そうこうしているうちにジャズのなんたるかを覚えていったわけだ。その中でいつもマスターが言っていたのが「お客の中で、ジャズを聴き始めて直ぐにそのエッセンスを理解しちゃう、ジャズがなんたるかを理解しちゃった奴がいるんだよね」と、何十回、いやひょっとしたら百回以上聞かされたことがあるかも知れないのが、上記の菊地成孔氏であった。一度聞いただけで、色々なプレイヤーのスタイルを理解してしまう、まさに”天才”と評していたことを思い出した。はっきり言ってそんなに理解できるって言う彼を羨んだ時もある。(その頃彼が本当に天才だなんて知らなかった(汗))

Isinokao

 話を菊地氏からジャズ喫茶に戻し・・・ まー、そんなこんながあって、自分のジャズを聴くスタイルは、イーストコーストへ行って聞くのが当たり前だったのでした。だから2003年にマスターが亡くなってから、結構CDを買い漁って散財しています(笑) (それまで音源を自分で持つ必要がなかったのです。。。)

 話が纏まらなくなってきた(爆) 兎に角、記憶の片隅にでも留めていてくれた方がいたのが嬉しかった。それだけを書きたかったのです。

 最後に、1998年の千葉県県展でマスターの画が入賞した時のものです。お店のシンボルでした。こいつは何号と言うんでしょうね? 80号か100号位でしょうね。兎に角、巨大なカンバスでした。

Kenten

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コメント

こんばんは。
イーストコースト良いJazz喫茶だったのですね。

マスターは頑固そうでとっつきにくそうだけど、Jazzに対する思い入れが強かったのでしょうね。


投稿: FD | 2007年12月12日 (水) 23時32分

FDさんこんばんは。
余りにも正直に、ジャズに、正面から向かっていたのでしょうね。
正直、親以外であんなに説教するのも珍しいですよ(笑)
だってジャズの聴き方に関して3時間もですもの!(爆)
でもそのおかげでジャズの歴史的背景なども教わりましたから、有り難かったです。

投稿: 音爺@管理人 | 2007年12月12日 (水) 23時46分

最新の記事からこちらにとんできました。
以前にもこちらの記事にコメントを入れていたのですね。忘れていました。

>「マジメに演奏者と向かい合っていないなら、歌謡曲でも聞いていた方がいいよ」

この一文を読んだ時にドキッとしました。
私もBuncaのマスターに同じような事を言われました。そして私も同じように「何だこのおやじは、俺は客だぞ」と思いました。

こちらの記事を読み直し
厳しいことを言ってくれる人はありがたい存在なんだと、改めて思いました。

投稿: FD | 2015年11月18日 (水) 16時37分

FDさん、そうなんですよ。
他人に対して正論を吐いてくれるって、ものすごく嬉しいことかも知れません。
厳しいことを言って、その人が自分から離れていくのが怖かったら、そう言うことは言えません。
本当にその人にこうあって欲しいと思い、進言してくれるのでしょうね。
嬉しいことですよ!

投稿: 音爺@管理人 | 2015年11月18日 (水) 20時55分

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