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2006年3月 1日 (水)

シャキット効果の検証(簡易版)

リンク: オーディオ.

 シャキットの効果を目で見てみようと言うことで、iPodに取り込んだ1/3オクターブ、31ポイントの正弦波の信号を色々と見てみました。基本信号は+-1db以内に加工した物を使っています。

St_bst

この図は-5dbでiPod>パソコン直結と言った具合に取り込んだ物です。この波形が基本になります。しかしiPodの周波数特性からか、ヘッドフォーンで聴くことを前提としたポータブルオーディオと言うことで耳(ヘッドフォーン?)を守るためか、超高域と低域が若干押さえられている。超高域に関して言えば、16KHzと20KHzは出ていないのも同然の様だ。もちろんパソコンの方のサウンドカードの特性もあるので一概には言えないが。

St_bst_normal

上記の信号をそのままのレベルでSKA-3800を通すと完全にレベルオーバーとなってしまうので-18dbで取り込んだ物を使って加工してみよう。スピートンフィルター自体は最大30db(電力比で約1000倍)もブースとしてしまうが、もちろんそんな馬鹿げた事はしない。先日書いたように、無謀なことをしてオーラトーンを壊してしまった。その時は一時的にSKA-3800の設定はフルパワーであった。今回はパソコンにつないであるデジタルアンプからの音を聞きながらSKA-3800の設定を”適度なレベル”に調整したもので比較する。

St_bst_shakit

これが調整後にiPod>SKA-3800>パソコン といった経路で取り込んだ物です。最初に取り込んだ時に感じた通り、超高域は出ていない。iPodの方で出力を押さえているように見受けられる。低域は超低域に関して言えば出ていないようだ。実際問題として、他の測定をしていないのでこれがSKA-3800の設定か、パソコン側の問題かは不明である。しかし現時点でも50Hzでは13dbのブーストを行っている。これは電力比で言えば20倍近い増幅に相当する。もしこのままの上昇カーブで20Hzまでいけばほぼ30db、電力比1000倍となる。しかし、真のマニア向けの製品とは思えないので多分そんな無謀な設定はしていないはずだ。となると50Hzから増幅率が下がるのはやはりSKA-3800の設定ではないだろうか?

St_bst_shakit_full ちなみにこの画像は-23dbで取り込んだ物にSKA-3800の設定をフルにしてエフェクトをかけたものです。50Hzでは約21db、電力比で100倍以上(正確にdb換算ができなくてすみません)ものブーストがかかっている。20Hzでも10db、約10倍に達している。意外と高域はおとなしいが、それでも16db(40倍くらい?)はブーストがかかっている。これではPA用の高耐入力のスピーカーでなければ吹っ飛んでしまう!(笑)

Shakit  さてここでおさらいですが、シャキット効果は単に高域と低域を増幅するだけでは無かったはずです。最大の特徴は、タイムラグ無しに、位相の乱れ無しに波形を伸長する事ができる点にある。よって単純なブースター効果だけでなく、その波形成型効果こそが最大の武器であり、低歪みながら刺激的に音を”シャキット”させる事ができるのです。イコライザーでブーストした場合に比べて音が”生きている”のです。これはすばらしい効果です。ピュアオーディオにおいてどこまで効果を発揮できるか楽しみでもあります。

Shakit SKA-3800

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